国際空港
International Airport
空港。特に国際移動は、誰がどうみても飛行機が主流で、そういう意味で各国の「ポート(玄関口)」は完璧にエアポートになっている。昔の金浦空港は、着陸するとすぐにキムチの匂いがしたし、外国人からすれば成田に降りると醤油の匂いがするらしい。ラ・パスの空港は富士山以上の標高にあって、空気が薄い。アムスのスキポールやフランクは、これぞハブ空港!といわんばかりのターミナルのバカでかさを誇っていた。

空港。世界初の人工島による海上空港は大阪の関西国際空港。騒音などの環境問題が少ない空港として世界的に注目された。ちょうどバブルの時期で、ターミナルデザインも世界的評価が高く、実は、結構「やりよる」空港なのである。が、その後のソウル・仁川、香港、マカオなど、ぞくぞくと海上空港が増え、さらにクアラルンプールなども含め、どこもかしこも機能的な、なんというか「アメリカンタイプ」のホテルのような、同じ顔を持つ空港が増えた。

そんな時代に待ったをかけるのが、ちょうどリノベーション時期を迎えた欧州各国の国際空港。これから続々と特徴を持たせた空港ができる見込み。これは期待がかかる。さらに、デリーやハノイなど、経済的に鰻登りな国の「次の手」も楽しみなところ。

世界一の空港。これは難しい。例えば、世界で一番旅客機の発着数が多いのは、シカゴのオヘア国際空港。旅客数が多く、離発着の間隔が一番短いのは、ロンドンのヒースロー空港と言われている。が、それも毎年変わる。ので、なかなか世界一は決められない。

はっきりとしたデータで見ると、旅客ターミナルの総床面積で世界一を誇るのは、開港したばかりのバンコクの新空港「スワンナープ国際空港」ぐらいか。それぞれに、例えばイミグレが最もスムーズな空港や、アクセスの利便性が最も良い空港などなど、部門ごとにそれぞれ世界一は存在する。

ので、総合的に見て、ロンドンにある調査会社「スカイトラックス」が発表した昨年2006年度の「エアポート・オブ・ザ・イヤー」で言うと、世界一の空港はシンガポールの「チャンギ国際空港」ということになる。チャンギは、僕が行った10年ほど前から、評価の高かった空港で、ストップオーバーやトランジットで、まず退屈させない空港。なっとくの世界一だ。
エル・プラット国際空港にて
(バルセロナ)
Airports in the world for 2006
TOP10 (by SKYTRAX

1位:チャンギ国際空港(シンガポール)
2位:香港国際空港(香港)
3位:ミュンヘン空港(ドイツ)
4位:関西国際空港(日本)
5位:ソウル・仁川空港(韓国)
6位:クアラルンプール空港(マレーシア)
7位:ヘルシンキ・ヴァンター空港(フィンランド)
8位:チューリッヒ空港(スイス)
9位:ドバイ国際空港(UAE)
10位:コペンハーゲン空港(デンマーク)

ちなみに、同スカイトラックスのランキングで、2006年度の世界一のエアラインはBA(ブリティッシュ・エアライン)。

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