熊本市水前寺公園前「ひらき屋」にて

熊本ならではの
「馬刺し」

イメージとして、運動量の多い、なんというか「シュッと」した犬や馬は食べるということに躊躇する。牛や豚ならいいのかというのは完全習慣の問題だが、なんとなく、「たべるところ多そう」みたいな。

馬肉。それも刺しで。さぁ、どうか。

熊本に行く前、新宿の店で食べた。それが幸か不幸か、「余計に」熊本でのそれを美味しく感じさせた。やっぱり、ならではのご当地ものは、足を運んで食べるに限る。そんなことを再確認。

高級な店でもなんでもない、普通の店で食べたい。そんなぼくの希望を叶え、そして期待を裏切らなかった「ひらき屋」という店。そこでたべた馬刺しはまさに美味だった。「馬ヒモ」という部位で、甘い醤油と生姜がなんとも素晴らしい具合で口の中でハーモーニー。いやぁ、本当に美味しかった。

もともと軍馬を食べたことが始まりというから、「そばにいた」存在なのは違いなく、それを習慣とした熊本で広まった(逆に言えば、あまり広まっていない)のも、食って不思議だな、という感じがする。

鮮度勝負。そんな馬刺しは、やっぱり熊本で!


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