いよいよ来年5月、開業となる東京スカイツリー。都内では東京タワーや六本木ヒルズ、サンシャイン60に都庁など200m越えの眺望が多い中で、第一展望台が350m、第二展望台だと450mの眺望が楽しめる。それだけに観光素材としての価値は確かに高いし、話題性も十分だ。

先日発表された入場料。東京タワーの特別展望台(250m)が1420円、六本木ヒルズの展望デッキ(238m)が1800円という中で、スカイツリーの第二展望台は3000円。これに少なからず衝撃を受けた。た、た、高い、、、と。(値段がね)。

そこで先週、朝日新聞が面白い記事を載せていた。

「眺望単価」という言葉。

眺望1mにかかる単価はいくらか、と。それを考えると、450mの展望台を持つスカイツリーの入場料は決して高くない、、、と。なるほど。例えば、東京タワーの特別展望台の単価は「5.7円」。それと同じ単価でスカイツリーも楽しめる。そう考えると、六本木ヒルズの展望デッキは、眺望単価が7.6円になる。・・・。という記事。

東京スカイツリーが相手にするのが、東京タワーだということなのだろうか。ちなみに、新宿にある都庁だと、202mからの眺望が無料で楽しめる。


いずれにしても高いところから眺めるんだから、高い料金を払ってという。そういうブレイクダウンした考え方が、いかにも「今」だなぁ、と思ったりもします。