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金沢にあるミシュランのスパニッシュ、Respiracion(レスピラシオン)が展開するスペインバルがこちら。こちらも予約は必須だ。コース料理での提供が多いが、バルであることから私たちはアラカルトで頂いた。半オープンキッチンでは3名ほどのシェフがフル回転。バルとは思えない料理のクオリティだった。

金沢駅からバスですぐの香林坊というところで下車。そこから歩いてすぐの木倉町の通りにある。外観からとてもおしゃれ。それも、力の抜けた良い感じのセンスフルな店内。案内されたカウンターで、メニューを眺めるだけで非常にわくわくさせてくれる空間で心地良い。

まずあカヴァから。こだわり抜いたというより、お安く提供できるモノを優先したといった感じだったが、十分においしい。生ハムのチーズの盛り合わせ。これは、さすがに質の高いモノが並んだ。これだけ種類の豊富な盛り合わせは、本当にうれしい。旅行客の姿は少ないのかも知れないが、客層は高めで、落ち着いた雰囲気。肉と魚のメインが、ほかの席(コース料理を注文の方々)には運ばれ、その合間にアラカルトのメニューも提供される。タラのブニュエロ。これはバルで頂くタパスとしては非常にレベルの高いものだった。優しい自然の味わいがうれしい。そして、アヒージョは、せっかく石川県まで来たのだからと、能登牡蠣と七尾というところの岩もずくのものにした。セリもバランスがよく、もずくがアヒージョのオイルをすって、これは本当に美味だった。牡蠣もさすがに新鮮だ。ここまで来たら、海鮮を味わうのが良い。

スペインビールのラオウと、日本が誇るハートランドを1杯ずつ頂いた。お酒が気持ち良いほど進む。次に頼むモノを考えながら、ビールと生ハムで会話を弾ませ、ブティファラやウエボロトなどを注文しようとしていたところにパエリアが来た。ハーフサイズで提供してくれるのが嬉しい(バルでは、多いが)。パエリアはさすがに海鮮。お隣富山県のカサゴやホタルイカなど、鮮度抜群のものが、技と相まって旨さが際立つ。もっとうれしいのが、ミックスでの注文が可能なこと。色々と迷った末、イカスミにホタルイカをミックスで頂いた。臭みなどもちろん一切無く、旨味がしみ出るイカスミに、新鮮なホタルイカが本当に美味しかった。北陸の鮮魚、スペイン料理に馴染んで力を発揮している皿に、心から満足だった。結局、あまり注文せずに満腹にもなった。

【スペイン料理(バル)】
comer mar y montana -コメール マル イ モンターニャ- @金沢

2026年5月2日

【アラカルト】
・生ハムとチーズの盛合せ(2名様分):3,400円
・タラのブニュエロ(すり身揚げ):1,100円
・能登牡蠣と七尾市岩もずくのアヒージョ:1,700円
・パン:150円
・MIXパエリア(ハーフサイズ)
 イカスミ+ホタルイカ:6,300円

【ドリンク】
・スパークリング(カヴァ)グラス:1,100円
・白ワイングラス:1,300円
・マオウ:880円
・ハートランド:800円