大地の芸術祭 @新潟・越後妻有
ECHIGO-TSUMARI ART TRIENNALE 2012
2012年08月05日

→ reportに戻る

黄色いパスポート(3,000円)とガイドマップ(100円)を持って、越後妻有の里山を回る。一眼レフとパスポートケースを首からさげる女性一人旅の姿が多かったように思う。

「世界最大の国際芸術祭」を謳うこの大地の芸術祭は、2000年から始まり3年に一度行われるトリエンナーレ。今年で5回目となる。前回が当たり年との声も聞くが、第1回からある「光の館」など有名な作品がそのまま残り、回を重ねる毎にビルトアップして増えていくアートの数々。そういう意味でも、今回は「さらに」だ。

生活の場でもある里山に、アートが溶け込んでいる姿、それがとても心地よい。ナチュラルハーモニーの中に溶け込ませるアートの調和は、時に強引だったりもする。山道を登って、小高い丘のような場所に、無数の巨大な色鉛筆がぶら下がっていたり・・・。山の中に黄色い本棚があったり、空き地に宇宙船のようなカプセルがあったり。でも、それらが全部「調和」しているのは、第一に「そういうもの」という概念があって、それを基準にどれだけ「崩しているか」を頭で「感じる」からだ。

注文の多い料理点は、読みながらもっと暗い、なんというか薄暗いイメージがあったが、炎天下の中で乱立する扉、しかもカラフルなそれを見ていると、なんだかおしゃれなイタリアンサラダにもされるのではないかとさえ思ってしまう。

世界最大。それは広大なエリアが物語っている。十日町、川西、津南、中里、
松代、松之山。6つのに別れたエリアを1日ずつ、6日間で見るのがちょうどいいのかも知れないが、なかなかそうも行かない場合、ある程度絞らざる得ない。今回ぼくは宿を越後湯沢にとったので、とにかく主要箇所を駆け足で回った。とにかく炎天下、暑くて暑くて。子連れだったので、0歳児の息子の体調も鑑みながらもアート散歩だったが、これまでで一番良かったといえる。息子が3歳、6歳、9歳と成長するのにあわせ、毎回来たいな、と思った。

まだあと一ヶ月ぐらい開催期間が残っている。これから行くぞ、という方も多いと思うので、鑑賞パスポートに書かれた「大地の芸術祭を巡る心得」を記しておきたい。

一、爽やかにあいさつを。(Smile and say hello)
一、マナーを守ろう。(Be good!)
一、里山の仲間たち。(Satoyama friends)
一、作品を大切に。(Treat artworks gently)
一、必需品をそろえて、元気に里山を巡ろう。(Be equipped)
一、ドライブは安全運転で。(Drive safely)

エリアが広範囲なので車移動がやはり楽です。とてもとても暑いです。豪雪地帯の新潟をイメージして
高原の涼しさ?なんてとんでもありません。熱中症、本気で注意です。