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世界最大級のデパート
メーシーズ
1858年創業/ニューヨーク

世界最古級のデパート
ハドソンズ・ベイ・カンパニー
1670年設立/カナダ

日本初のデパート
三越
1905年/日本
Perfectos data

デパートメント・ストア(百貨店)。そこにいけば一通りすべて揃うという小売店がデパートだと定義すれば、世界にはそれほど多くない。小売店(スーパーマーケット)としては、アメリカの「ウォルマート」が売上高で世界一(2003年度)。フランスの「カルフール」がそれに続く。が、デパートというのではない。僕の中でデパートといえば、ロンドンの「ハロッズ」やニューヨークの「メーシーズ」ということになる。

ここ日本で、デパートは不動の位置にあった。明治38年、日本で初めてデパートメントストア宣言を経て、最初のデパートとなった「三越」を始め、「伊勢丹」「大丸」「高島屋」と、ちょっとおめかしして休日に出かけ、屋上の遊園地で遊びつつ、地下の食料品売り場までシャワー効果で客を誘導する。関東と関西。この棲み分けを取っ払って全国的に展開するデパートが増えた。が、ここ数年、売上高は年々減り、スーパーマーケットが台頭。ウェブ上にも仮想デパートなるものが登場した。手軽なコンビニも増え、デパートの代名詞だった洋服はセレクトショップで買う。そうやって出来てきたのが専門店の集まるモール型。世界的に見れば、モスクワにある「グム百貨店」などが規模がでかい。

日本における百貨店ルネサンス。関西では阪急と阪神が統合。関東でも伊勢丹と三越が手を組んだ。2005年頃から始まった統合・合併の波は、今、全国の百貨店を4つのグループに分ける。売上高で見た順位は以下の通り。

1位:三越+伊勢丹グループ
2位:大丸+松坂屋ホールディングス
3位:高島屋
4位:ミレニアムリテイリング(西武+そごう)

まるでメガバンクのような道を辿るデパートのこれからは、誰にも分からない。そう考えると、世界初と謳うデパート「ハドソンズ・ベイ・カンパニー」は、1670年から300年以上、小売業として利益を上げているからすごい。

買い物+αがデパートの魅力と考える僕は、もうずいぶん昔になるが某百貨店の面接で熱く語っていたような気がする。フロアを上がり下がるするだけで、色々見れる品数と、ディスプレイと、嗜好と雰囲気が、デパートの最大の武器だと。どうも、うれるものだけが残り、あっちのデパートも、こっちもまるで同じ・・・というのが、僕には寂しい。

デパ地下がとにかく元気だけど。それにしても、マグロを解体すりゃいい時代は過ぎ、今のスイーツ時代もきっと先細る。となると、次は何か。それを見つけたところが勝ちそうだな。
ふと、「米」というキーワードは良さそうな気がする。

デパート
Department Store

写真(共同通信より)