国内の各空港を繋ぐ「ハブ」空港、羽田。これまで国内線しかなかったこの「巨大空港」に国際線が就航したのが去年。新しくターミナルビルもできた。

そして今、「羽田発○○行き」という国際線が、旅行会社のチラシや広告に何かと多い。アジア各都市(北京や上海、台北、ソウル、バンコクなど)はもちろんのこと、エールフランスでパリへ、ブリティッシュエアウェイズでロンドンへ、アメリカン航空でニューヨークへ、と。他にもホノルルやロサンゼルスなどへと。

地方都市から羽田乗り換えで国際線に乗る。羽田・成田間の移動がないぶん、非常に楽だ。さらに都心からのアクセスも羽田は便利で、24時間利用できるので早朝・深夜便が利用できる。

羽田発、国際線の利便性は確かに大きい。成田空港が国際線という大前提のもとでなりを潜めていたHANEDAが、日本の玄関口として、さらにアジアの玄関空港としてハブ化できるか。

この言葉は、今後数十年の「日本」の位置を示すものになりそうだ。

2011.02.27記す