アムステルダム中央駅にて


Station

駅と言われて思い浮かぶのは、生まれ育った京都駅、近くの大都市・大阪駅
そして、今なら東京駅か。

世界一の乗客数を誇る新宿駅なんてのもある。
駅ビルが世界一高いというのでギネスブックにのった名古屋駅は、新幹線の車窓からよく眺めていた。(東京・大阪間移動で、この名古屋は、なぜか印象深い)。

ポート(港)は、船や飛行機など、どこか「特別」な感じがするが、ステーション(駅)は、普段着の、なんというか密着を感じる。一つの街の中心は、いつも駅前にある。そして、街と街をつなぐ、そんな意味合いも持つ。ターミナル駅と呼ばれる大規模な駅。旅の中で必ず触れる貴重な空間のひとつだ。

世界に目を向けると、印象的な駅は多い。

ニューヨークのグランド・セントラル駅は、一歩足を踏み入れると宮殿のようだった。かつて、ニューヨークとシカゴを繋いだ巨大ステーション。自動車社会と呼ばれるアメリカにあって、ひときわ「駅」としての存在感を持ち続けている。

そして、ロンドンのヴィクトリア・ステーション。ウォータールー駅よりもこちらの方が多用した気がする。この駅はまるで、空港のようだった。店が多く、いろんなサービスが整っている。

他にもローマのテルミニ駅、東京駅と姉妹駅のアムステルダム中央駅、バンコク、北京、上海、香港、台北、そしてウズベキスタンのサマルカンド駅まで。駅は、長短問わず、その街の印象の中に、すっぽりと入ってくる。不思議な場所だ。

そういえば、イギリスの植民地で早くから鉄道が走っていたインドのムンバイ、その中心にあるCST(チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅/ヴィクトリア・ターミナス駅)も印象深い。あの威風堂々とした外観。駅が「便利」よりも「あこがれ」を持って見られていた時代の遺産だということを改めて知らしめる。

19世紀、イギリスで始まった鉄道は、欧州からアメリカ、そしてアジアへ。先日は、ラオスで初めての鉄道が走ったなんてニュースもあった。また、自動車離れが進む日本だけでなく、アメリカでも高速鉄道を中心に見直され、インドはもちろん、この市場の拡大に注目があつまる。「駅」が街の中心を為し、そして発信の場所と復興するのは、そう遠くない未来に迫っている。リニア開通後の日本でも、きっともっと、「駅」が発展するだろうとも言われている。

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