ディナー コース(おまかせ)
7,875円(1人・飲み物別)

丸の内、代々木にもお店を構える笹島シェフの第一号店。京都は八坂の塔の隣にある平屋建ての趣ある京町屋で、意外性のあるイタリアンが堪能できる。としてとても人気のある店。最近、京都にも第二号店が出来た。店内はゆったりしていて、ナチュラルトーンで統一されたところがやさしい。オープンキッチンの厨房にいるスタッフ、そしてホールスタッフともに「カジュアル」さが出ている。決して高級店ではないことをここで再認識する。二つ隣のテーブルに、着物をバチッと来た淑女が赤ワインを飲みながらフォークとナイフで食事をしていた。なんとも京都的だ。

さて料理。パンは5種類の中からオーダーすると温めて席まで運ばれる。飲み物はワインの他にビールもあり。ビールは富士山グラスで提供される。お任せなので、とにかく運ばれてくるまでメニューはお楽しみ。自分の中でハードルをぐんぐんあげていても大丈夫。軽々と飛び越えてくれる料理の数々だ。素材と素材を足し算して、掛け合わせる意外性で一つの皿の中を驚きで包んでくれる。一品目、米粉をつかったショートパスタがなんともおもしろい食感だった。二皿目の金目鯛のカルパッチョ風?はあっさりの中に濃厚なうまみ。菜の花が春だ。そして三皿目から連続三品、もう笑いがこみ上げて止められないほどのおいしさだった。三皿目、新鮮なホタルイカと少しあぶった空豆を、真ん中の新タマネギのムースと温泉たまごの中に入れる。塩麹をうまくつかっているこの味が色々でホタルイカのうまみを倍増させる。そしてパスタ。しらすと京都の筍をつかった塩味のパスタは、ゴールはここだな、と思わせる味。パスタがおいしいイタリアンは、やっぱり好きだ。その余韻さめやらぬ間にだされたきのこのリゾットは、もう完璧!と思わず大満足ホルモンが分泌。そのままメインに突入して、サツマイモのペーストの上に梅肉のきいた豚肉。もうここまで来て満腹にもなって。ドルチェは5品の中からチョイスが可能。冷たいガトーショコラと本日のドルチェ(抹茶とほうじ茶アイス)をえらんでカプチーノを飲みつつ終了。なんだろう、久々のこの感覚。東京では丸の内でも代々木でも予約が取りにくく、京都のここ本店も一ヶ月前に素早く電話して一度行ってみる価値は十分にあり。

【イタリア料理】
イル ギオットーネ @京都

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