教科書で学んだ産業革命(第一次とする)。これは蒸気機関車をはじめとする「これまでとはがらりと時代を変えるもの」を示している。その後も現在まで3度の革命があったとされます。第二次産業革命は石油や電気など、ほぼほぼ現代の暮らしの土台となった革命です。その後、パソコンやインターネットで繋がった第三次革命。これは1980年代から現代にいたるまで続く革命です。

そして、今、第四次の産業革命が来る、と言われています。日本経済新聞では、人口知能のことは記載していませんが、多くは第四次産業革命=AI(人工知能)だとするものも多いです。

その言葉に似て使われるのが、この「インダストリー 4.0」です。「あらゆるものがネットにつながるIoTを使い製造業の革新を目指すドイツでの取り組み。ドイツ政府が2011年に打ち出した。消費者のニーズが細かくなり、多品種の製品を少量ずつでも効率的に作ることが求められるようになってきたことに対応する狙いがある。物流やエネルギー、働き方も含め社会全体で生産の最適化を図る。シーメンスやSAPなどと官民一体で推進している。」(日本経済新聞より)

さらに日本経済新聞では「日本も17年に日本版インダストリー4.0といえる「コネクテッド・インダストリーズ」を発表した。各国が様々な名称で政策を打ち出しているが、データとITを活用した製造業の革新という点は共通している。」と紹介している。

繋がるという革命。それが「ヒト」が「ヒト以外」でこなすという時代の進歩。今、この言葉はとても重要だ。


2018.9.9記