奈良市で開かれたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の観光大臣会合。2010年9月23日、「観光が雇用創出、貧困撲滅などで経済的な重みを増している」と指摘した上で、観光振興による域内経済の成長をうながすため、共通の統計整備やリスク管理の強化などの促進策を盛り込んだ。
これを「奈良宣言」として採択。(以上、日本経済新聞参照)

観光という「素材」を経済に結びつける。今の日本にとって重要かつ最後の生き残りのような内容で、この宣言をアジアを中心とした領域で採択し協調しあうことは、今後もますます重要になるんだろう、と考えられる。

2010年9月26日記

奈良宣言