Olympic Stadium
新国立競技場 - オリンピックスタジアム
@東京
2019年9月15日(日)







今も脳裏に焼き付いているザハ・ハディド氏の設計案。
今から考えたら、あれが実現していたら、もっと、こう、
インパクトがあったし、未来的だったんだろうな、と思いつつ、
もともとあった国立競技場が取り壊され、
空き地になった状態から一定期間で定点撮影をしてきた。
どんどん出来上がってくる姿が、
う〜ん、普通・・・と思ったりもしていた(正直)。

ただ、ここにきて、隣接してオープンしたオリンピックミュージアム、
その前にあるオリンピックモニュメント(五輪のマーク)越しに、
ほぼ出来上がった新国立競技場を眺めると、
なんともシーニック。
これは、神宮外苑の森とも称される緑、
その中にたつ丸みをおびた優しい色合いの(普通の)スタジアム、
そして、五輪マークが織りなすハーモニーに他ならない。

この場が、最もシーニックになるのは、
言わずもがなの2020年夏だ。
東京オリンピックとパラリンピック開催中は、
世界中から人が押し寄せ、世界中にこのスタジアムが発信される。
その、前に、このシーニックな光景を見に行くのは、
わざわざ、と腰を上げるに十分な価値がある。

さて、オリンピック終了後はどうなのか。
1964年のオリンピックスタジアムに使用された国立競技場は、
長らく、「国立の芝」が「甲子園の土」のように語られて
高校サッカー選手のあこがれだったし、
他にも、数々の名場面、名シーンを生んできた。
収容人数、各種設備、日本の技術を結集した大屋根など、
最新の新国立競技場も、オリンピックスタジアムと呼ばれなくなった後も、
しっかりと伝説を残してくれるだろう。

この冬、2019(令和元)年12月21日土曜日に、
いよいよ国立競技場オープニングイベント〜HELLO,OUR STADIUM〜が行われる。

わが家は、この時、初めて、中に入ることができる。
今から楽しみだ。
思えば、さよなら国立競技場と銘打ったスタジアムツアーに参加してから、
子供はずいぶん大きくなった。
着工から3年、出来上がった国立競技場で、
繰り広げられるシーンを想像しながら、、、

今は、このシーニックな(建設途中の)新国立競技場を見ながら。
雰囲気が作りだす美は、やはり強力だ。




















■新国立競技場 定点撮影(2019.09.15 ほぼ完成)







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さよなら国立競技場

国立競技場 最後の日、ブルーインパルスが飛ぶ

新国立競技場 定点撮影(2016.05.28空き地)

新国立競技場 定点撮影(2017.07.30 にょきにょきクレーン)

新国立競技場 定点撮影(2018.03.10 まだまだ鉄骨の装い)

新国立競技場 定点撮影(2018.07.14 花開くような屋根の傘)





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