NIKEを創った男、フィル・ナイトが自伝『SHO DOG』の冒頭で書いたもの。家族の誰よりも早く起き、鳥よりも、夜が明けるよりも早く。オレゴンののどかな朝。起きてから走り出すまでの時間。そこで、フィル・ナイトは言う。

「一歩を踏み出すのは、なぜいつもこう大変なのだろうか。」(大田黒奉之訳/東洋経済新報社)

周りに、誰も、居ない。自分ひとりだという感覚。新たなことに挑戦する。それは、いつもそんな感じなのかも知れない。

アイデアがあれば、それを実現するために、まず一歩。その一歩が大変であればあるほど、その歩みはきっと実りが多い。そう、信じていきたいものだ。


2017.11.12記