東京国際ブックフェア
東京ビッグサイト

2007年7月7日

この国際書籍見本市、ブックフェアには確か二度目。以前はケニアかどこかの(とにかくアフリカの)ブースで、立体絵本?というより葉っぱや小枝が本物の、とにかく素敵な装丁本がありました。大量生産なんて眼中にないその姿勢が素晴らしく。値段をみて30% OFFで8,000円!というのに目玉が飛び出たのを覚えてます。
そんな思い出を胸に、今年も行ってきました。

曇り空の中、「ゆりかもめ」に揺られて・・・(て、ほんまゆれますね)
公式サイトから招待券をダウンロードして、フリーエントリーすると、まず向かったのはギリシャ、スペイン、ベルギー、ドイツなど外国のブース。アルファベットの問題か?それいぜんの問題か。とにかく装丁がいい。表紙がいい。からついつい手にとってしまい。読めもしないのに、「OKTOBERFEST」という本を購入。・・・ドイツ語、第2外国語だったので読んでみせる!との努力も空しく、十行ほどで熟眠。
「からくりTV」で外国人日本王のカナダ人の男性が来てました。よく知らない僕は素通りでしたが。その横では携帯端末で見れる漫画や、デジタル、デジタルの波・・・。あ〜、書籍はもうデジタル化か、とどこか寂しく。
河出書房のブースで発売前の「オン・ザ・ロード(ケルアック)」の束見本を手に取り、「重いな」と思ったり、「タイムサービスで〜す」の声についつい体が向き、文芸別冊「鈴木大拙」を買ったり。ラトルズのブースでは「うつわ日和」という本に一目惚れ。「おじいちゃんの封筒」という本にも惹かれつつ「うつわ・・・」の方を購入。茶碗は100均という僕も、一つぐらいはそろそろ欲しいかな、匠の技。
段ボールに詰められた本、本、本。バーゲンセールで安いTシャツがほっぽり出されるそんな光景にも似て。が、こういうところに掘り出し物が!と思い、頑張りましたが不発。

グルグル グルグル。何周したか。広すぎで、足、痛すぎで。かばん重すぎ、喉乾きすぎ。どれぐらいいただろう・・・、とにかく一年に一度ぐらいは、なんというか本屋ではないこういう触れあえる?場というのも面白い。近頃本屋にも行かず、ネットで購入することが増えているので、やっぱり本は手にとるのが一番だな、と改めておもつたり。

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