第87回全国高等学校野球選手権大会

2005年8月13日土曜日。お盆真っ最中の土曜日で、好カードが並ぶ注目の大会8日目。重なるだけかさなったこの日は、大会最高の5万人を集めて行われてました。甲子園の前にある阪神高速の高架下には「売り切れ」た入場券の追加発売を待つ人の行列。高校生の、部活の試合が、これだけの人を惹きつける訳は?ほんと不思議・・・と思いつつも、僕もその行列の一人でした。真夏の陽射しが痛いほど降り注ぐような日ではなく、大粒の雨がおちるいまひとつの天候ながら、グランドでは涙のダース君(関西)や大逆転の外大西ナインのガッツポーズ、大会屈指の左腕・辻内君の19Kの大記録と、熱かったです。

惹きつける訳・・・、その一つには白黒はっきりした「涙」と「笑顔」があるっていうことかもしれませんね。

輝く一瞬までの長い時間

光り輝く友の姿を見た。
セカンドベースの上で
ガッツポーズをこちらに送り
スタンドからの歓声を
独りでにその体に浴びる

真夏の太陽に ジリジリ焼ける午後

彼は、誰よりも、光り輝いていた
のんきに僕は、この一瞬だけ入れ替わり
あんな風になりたいと願った
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