サムライブルー

ホットだ

どんなスポーツでも、ナショナルチーム、日本代表チームの試合は盛り上がる。野球もラグビーもバレーボールも。とんかく、ニッポン、チャチャチャと打ちたくなる。その、中でも、サッカー日本代表は別格だ。まずは、サッカーというスポーツが、他に類を見ないほど全世界中で盛んであるということ。その次に、海外へ個の力を磨きに出て、代表チームのために戻ってくる。これが、アルゼンチンやブラジルなど、世界の超トップクラスの選手も、同じマインドであるということだ。野球の場合、シーズン前だと肩を壊すから「出ない」なんてざらにある選択肢が、サッカーにはまずない。戻ってくる場所、いや、目指すべき場所、というか「居るべき場所」が、どの選手にとっても、ナショナルチームなのだ。

日本の場合、それが、武士の「勝ち色」。鎧の下に着ていた濃紺のシャツ。サムライブルー。これに袖を通して、戦う場は、いつもホットだ。

写真は、2017年12月16日、東京(味の素)スタジアム、日韓戦。1−4の大差で敗れて東アジア制覇を逃した一戦。