Sapporo Autumn Fest
さっぽろオータムフェスト2022

@ 札幌
2022年9月24日(土)


札幌といえば「さっぽろ雪まつり」が有名ですが、これだけの「食」の宝庫である北海道。その食を存分に堪能できるのが、オータムフェストだ。初開催は2008年、今年は札幌とミュンヘンの姉妹都市提携50周年を記念する会でもあった。ミュンヘンのオクトーバーフェストを想起するのは易しい。

さて、この「さっぽろオータムフェスト」。札幌市の中心部、大通公園を縦断するように会場が設けられ、それぞれにコンセプトにそった出店がなされている。4丁目会場では、このオータムフェストのエントランス『さっぽろウェルカムパーム』が。ここには北海道の旬の食材を使った豊富なメニューが並ぶ。5丁目会場に移動すると、ここはラーメン祭り。会期ごとに名店が並ぶ。私たちがまず訪れたのは6丁目会場。匂いにつられてふらりと入場して、まずは席を探す。夕方も早い時間に訪れたが、もう満席状態。秋の三連休後半は雨に打たれ、ようやく日も差しだした頃合い。木々の多さと志向を凝らした店舗がにぎわいを演出していた。

昼食を食べてすぐだったころもあり、まずはスイーツから(笑)。「パーラーエノキ × パフェ、珈琲、酒」で、スパークリングワインと、息子と妻はアイスクリームとパフェを。どちらもバニラのレベルがすごい。そして、いちごやくるみが、「屋台のレベルじゃない!」と感動。それからは、さっぽろクラシコビールを片手に、「北海道はーべすとグリル」でほたて串とタン串。お隣のパブで生ハムとムール貝を注文。ポテトもたのんだが、このポテトが素晴らしい。

わいわいの雰囲気で、飲んで食べて、空間と時間が幸せを醸し出して、とにかくどれも、旨さのレベルが高い。いや〜、本当においしかった。昼食に並んで「彩味」のラーメンを食べた息子は、ここでもさっぽろラーメンを注文。ストレート麺にスープが絡んで、これまた外で食べるような味じゃなく、美味。


  


それぞれの会場は90分で退出が推奨され、私たちも次へ移動。だんだん日も落ちてきて、お隣の大通7丁目BAR、そしてお目当てにしていた8丁目会場へ。ほっかいどう市場と称する8丁目会場は、いつも入場お待ちの状態。しばらく待って、会場にはいると、広い北海道の「町」や「村」が、素材を生かしたうえにアイデア満載のメニューを並べる。が、日も落ちかけた時間帯に行くと、結構、売り切れが目立つ。いかにするか、たこにするか、やっぱりカニか。そんな感じで一周ぐるりとする間に、さつまいものクレープと肉串を。それにしてもビールが旨い。

小食一家のわが家。おなかはパンパンになり、会場の横にあった大すべり台などで息子は走り回る。あれだけ食べても、動き回れる子供って、やはりすごい。それを見ながら、私は動けず。

最後は10丁目の「お肉じゅっ丁目」へ。ここと7丁目のBARは、夜になってから人が増える会場。ここには、もっと空腹で来たかった、と後悔しながら、ぐるぐる回って、匂いだけを堪能。11丁目の食のクリエートを後にして、夕方から夜まで堪能した会場を後にする。さっぽろテレビ塔が、サムライブルーなのか、東京タワーのようなライトアップがなされ、きれいだった。

北海道、おそるべし。乳製品よし、肉よし、海鮮よしで、じゃがいももとうもろこしも豊富ときているので、ここは、食欲の秋に訪れるべし、を実感した。

前日が雨だったので行けなかったが、もし晴れていたら、2日連続でいっていたと思う。それも、食べるペースを考えながら、もっと楽しめたのに。


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