さざえ堂
@会津若松(福島)
2022年5月2日(月)

飯盛山の階段をのぼって、振り返ると会津若松の街並みがきれいに見え、この山から「白虎隊」は自分たちの城が燃えていると勘違いして自害した。という歴史的な場所。そこに立つお堂がとてもシーニックだ。

さざえ堂、正式名称は「円通三匝堂(旧正宗寺三匝堂)」で国指定重要文化財。六角形の三階建てで階段のない造りらせん状のスロープを上っていき、また下ってくる。グッゲンハイム美術館のような造りだ。

この独特な建物を考案したのは、かつてこの場にあった正宗寺という寺の住職。もともとは、このらせん状のスロープに沿って、西国三十三観音像が安置されおり、このお堂を上って下ることで三十三観音参りができるといわれていたとか。

上る人と下る人が同じスロープを通らない二重構造なので、ストレスもなく、とにかく独別な空間と体験ができる。

そして、見渡せば眼下に広がる街並み。

実にシーニックな場所だ。


→Secenic Spot topへ