今、旅客機が民営企業運航が当たり前で、

空港も、民営化が当たり前となりつつある中。

宇宙空間は、そこまで行く手段は

国の事業という感覚が濃かった。

スペースシャトルが引退し

旅行としての宇宙空間も近づいたアメリカでは

次第に「民営企業」と「宇宙」が結びついてきている。

スペースX。これはそんな中で注目される

企業の名前だ。とても、今を現す言葉だと思う。

以下、日本経済新聞(2016年6月8日朝刊)の説明は下記、

スペースX:南アフリカ共和国出身の起業家イーロン・マスク氏(44、写真はロイター)が
2002年、自ら興したインターネット上の決済サービス「ペイパル」の売却資金を投じ、創業した。
ロケット打ち上げにかかる費用を劇的に低下させ、その先の究極の目標に「人類の火星移住」を
掲げている。マスク氏は03年に創業した電気自動車の専業メーカー、テスラ・モーターズや
太陽光発電のソーラーシティーのトップも兼任する。
米フォーブス誌によると個人資産は約128億ドル(約1兆3800億円)。


このスペースXは、現在、使い捨てのロケットの

切り離されたエンジンなどの再利用を掲げ

打ち上げ費用を抑えるというモノ。

宇宙がどんどん身近になりつつあり、

これを(空)と置き換えると、

安全よりも「夢」を先行させて犠牲になる命が多かった。

宇宙においては

そうではない安全第一の道を歩んで欲しいと願いつつ。


2016.06.12記