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すみだ水族館 @東京
2015年03月22日

東京が持つ多面体の中で、絶対的な存在感を誇る浅草。そこから東京スカイツリーを眺めて、移動する。この順番が、非常によかったりする。スカイツリーを見上げながら、隣には外国人が本当に多い。

スカイツリーの足元にある水族館、すみだ水族館は、京都にできた水族館と同じ会社の運営。何となく、展示方法や、コンセプトが似ている。それは、ザ・都市型水族館の新しい見せ方というか。

まず、この水族館は、館内の導線がいい。
そして、「光」の使い方が非常にうまい。

自然光で、自然な形の「世界」を再現した水槽では、色合いがナチュラルハーモニーの中で心地いいし、それとは逆に、中心部のペンギンエリアで行われたイベント(プロジェクションマッピング)では、自然では見られないだろう世界を映し出してくれた。大きな水槽では、サメやエイや魚たちがぐるぐる泳いで、川の世界、海の世界、水の光の素敵な世界をしっかり表現してくれるので大満足だ。

ただ、京都や品川の都市型水族館にはある「イルカショー」が、ここにはない。
それがちょっと物足りないが、そこは様々な体験プログラムや、なにより、
これが一番だろうと行ってしまいたいぐらいの「クラゲ万華鏡トンネル」が、
その物足りなさをカバーしてくれる。

家族連れと言うよりカップルで、オトナの二人で行くにはとてもいいキャパと
こだわりの展示法じゃないかと。