(職住融合)


コロナ禍で増えたテレワーク。
その主な場所が在宅となった働き方において
職場と住居の融合、というコトバは今を表している。

これまでは、仕事は家に持ち込まないという
分離が主で、住居に書斎なんてもっている
働く父や母は少なかった。

だからこそ、
実際に在宅で仕事するにも
机も椅子も満足なくて

なによりその
スペース(空間)がない

住居の中に
働くスペースを融合させる。

そんなモデルハウスや
モデルルームが増え

バス、トイレ、キッチン、リビング、
働くスペース

というのが必須のスペックになった(らしい)。

個人的には、着物の型師だった私の父は
家に仕事場(アトリエ)があり

住む場所と仕事をする場所は
融合していた。


それが故の混在はあり
場所が融合していると同時に
時間も融合してしまい
いつも仕事をしていたし
いつも生活していたというのがあった。


スペースをつくり
時間をどう区切るか。

今は、タイムマネジメントがシステムで出来るようになり
確かに住居の中に職場をつくることも
可能になった。

これからは
この職住融合が

マストになるんだろ、な。




2020年9月20日記