東武ワールドスクエア
  栃木県 日光市
  
2016年12月05日(月)

「46の世界遺産を含む、世界の有名建築物102点。一日でめぐる世界一周の旅」。45分の1の大きさで造られたミニュチュアランド、東武ワールドスクエアの謳い文句がこれ。名前は知っている(聞いたことある)けど、日光江戸村の方が有名、なんて言われがちな栃木県は日光にある。世界遺産の町だけに、この施設がもっとクローズアップされてもいいのにな、と思いつつ、それだけ「しょぼい」のかと思っていたら、とんでもない!なに、ここ、すごい!と思わずつぶやき、インスタしまくってしまう。東京からは、3時間ほどかかるが、温泉(鬼怒川温泉)のついでなら、箱根の彫刻の森美術館のようにして愉しめるところでもある。何年かすれば、この東武ワールドスクエア前に新しい駅もできると聞くし、それに合わせてリニューアルもかけるということで、楽しみである。

現代日本建築。一際目を引く東京スカイツリー。赤坂離宮もすばらしいし、東京駅は、新幹線も電車も走っていて、子供にはてっぱん。成田空港もすばらしく、東京タワーとスカイツリー、そして奥のニューヨークの高層ビル群が、なんとも言えず乙だ。この時点で、確実に、この世界に引き込まれる。自由の女神やクライスラービル、ニューヨークの街並みを再現するひとこまずつを丁寧に見て、エジプトゾーン、ヨーロッパゾーン、アジアゾーン、と。台北101だけが、やけに新しさを感じる。ゆっくり見て回るには、ここまできて、ひとまず昼食か軽食を取るといい。世界の建物を見て終わってから、さぁ、日本の建築美へ。京都の世界遺産だけじゃなく、沖縄、東北、お城に厳島神社まで。豪農の屋敷なんていう再現は、日本をもっと知りたい外国人にも通用するものがある。一通り見たら、今度は、エッフェルとスカイツリーと東京タワーが視野に入るところや、ノイシュバンと姫路城の比較、逆さスカイツリーに、逆さ台北101など、愉しみ方はまだまだある。ちょうど、北京の故宮では色の塗り直し作業中。塗り直すと、息を吹き返したように鮮やかになった。

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