地下鉄
Underground Railway

モスクワ地下鉄マップ

地下深いモスクワの地下鉄へ。木製エレベーター

バルセロナの地下鉄

東京メトロ(恵比寿駅)

ニューヨークメトロカード

今年、2008年6月に東京メトロに「副都心線」が開通する。
ローマやアテネ、日本で言えば京都もそうだが、新しい地下鉄がなかなか出来ない。少し掘れば遺跡が出てくるなんて噂で、それは単に噂ではなく、そういった都市の新しい駅には「展示ブース」なんかが儲けられていたりする。よく考えると、何気なく毎日乗っている地下鉄は、過去の空中を走っているのかとロマンチックなことを思い、のび太の部屋の引き出しの中からタイムマシーンにのって暗いトンネルのようなところを通ってタイムトリップしていたシーンを想像する。とても未来的なのだ。(今でこそ普通だが……)

とはいえ、世界的にみても、やはり大都市と呼ばれるところにしか地下鉄はない。ぼくが訪れた都市でも、地下鉄のある街の方が少ないかもしれない。ロンドンのTUBEは、ゾーン2までの定期券であちこち回った。ニューヨークの地下鉄では、24時間運行をいいことに夜中に乗車して少々怖い目にもあった。パリの地下鉄はゴムタイヤなので、停車するときの不快な音がない。ローマの地下鉄は、ニューヨークよりも落書きだらけだった。バルセロナは、東京メトロに似て、非常に親切な案内板があった。モスクワの地下鉄は、とにかく木製エレベーターの不安定な揺れとともに、奥へ奥へ、潜っていった。北京の地下鉄は、それはもうまるっきりというほどに日本のものに近かった。綺麗だな、と思ったのは台北の地下鉄だろうか。

そもそも地下鉄。1863年にロンドンで開通したものが世界最古。遅れること30年余り、1897年にアメリカ最古のボストン地下鉄が開通している。日本ではどうか。東京地下鉄道、浅草ー上野間(2.2km)という短い距離を走ったのが最初で1927年だった。

路面電車から電車になり、地下へ潜った「電車」。交通の便利さを追及した究極の形が、地下鉄にはある。戦時中は、防空壕にも使えるようにと深く深く掘った空間は、時として都市型テロの惨劇も見た。

車窓の風景が好きなぼくには、あまり好まない乗り物だが、この時代、そうも言ってられないのだろう。デリーでも、地下鉄網が張り巡らされる日が、近々くるんだろうな、と思いつつ「未来に追いつく現在」を思ったりする。

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世界初の地下鉄  Tube(ロンドン)
米国初の地下鉄  MBTA(マサチューセッツ/ボストン)
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日本地下鉄協会