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(ワクチンパスポート)


2019年12月、中国の武漢で発生したコロナウイルスが新型コロナウイルスとして世界中にパンデミックを起こし、2020年、2021年の2年にわたって猛威をふるった。

というのが、確実に歴史の教科書に載るだろう事実で。

2021年の秋になって、ようやくコロナワクチンが行き渡り始め、その「接種証明」のある・なしで旅行やスポーツ観戦、コンサートなどに行けるようになった。

いわゆる、ワクチンパスポート。

この言葉は、まさに今を表すものとなった。特に、海外へ旅行するのに必須の「パスポート」にプラスして、このワクチン接種証明書、ワクチンパスポートが必要となる。

その昔、アフリカで猛威をふるった黄熱病にそなえて、アフリカに行くには、パスポートにプラスして通称イエローカードが必要になっている。

黄熱病の予防接種を受けて、その接種証明としてイエローのカードを持って、それがないと入国出来ない。

というのと同じモノとして、ワクチンパスポートが必須になろうとしている。

今の時代、紙ベースの証明書ではなく、スマホなどのデジタル端末で管理するデジタル版を、日本国政府が整備しようとしているが、おそらく今年中には無理だろう。

そこで、民間企業が先立ってワクパスなるアプリのローンチ予定であることを発表。いずれにしても、このパスポートが、人流に大きな影響を与えることになるだろう。




2021年10月9日記