嵐山トロッコ列車 @京都 嵯峨野〜亀岡  2014年8月22日

京都駅に泊まっているなら、市営地下鉄で大宮駅(西院でも可だが、だいぶ歩く)で嵐電に乗り換える。最近、紫の塗装になった嵐電。東京で言えば世田谷線という感じの路面電車。京都には、嵐電(嵐山電車)と叡電(叡山電車)がある。嵐電は太秦映画村、広隆寺、仁和寺など名所へのアクセスが良く、運転席のすぐの横を陣取れば、こどもはずっと外の風景を眺める。それぐらいに楽しい、らしい。

その嵐電で嵯峨野へ行き、そこからトロッコ嵯峨野駅まで。なだらかな坂道を5分弱歩くとJRの駅に隣接したトロッコの嵯峨野駅が。1時間に1本。ここで、【嵐山発】の亀岡往復の切符を買おう。理由は2つ。

1つめは、トロッコ嵯峨野からトロッコ嵐山駅間はほぼ住宅街なので、トロッコに乗る意味がない。
2つめは、トロッコ嵯峨野から嵐山まで、天龍寺の北側、有名な嵐山の竹林を通って行けるからだ。

トロッコの嵐山駅は、観月橋から見るとかなり北。なので、阪急電車や嵐電でしか嵐山に言ったことのない人は、なかなか訪れることがないエリアでもある。

トロッコ嵐山駅に到着すると、まぁ、中国、台湾?からの観光客でごった返し。なんか、風情が・・・台無し、とは過言ではなく。団体客はあまり入らないのかな?フルオープン(窓ナシ、席の横も柵があるだけ)車両が早い者勝ちで取れるのでお薦め(5号車がフルオープン車両)。

嵐山駅は、3号車までがトンネルの中に入り込むという構造。その辺りものんびりしている。嵐山駅をでるとなぜか「星のや」の前で停車して、ドライバーさんからのサービスで写真タイムです、、、と。う〜ん、夏場の新緑だから魅力がないのかな。春の桜、秋の紅葉、冬の雪景色なら、ここも写真スポットなのかな?と。もしくは、広告???

この日の保津川は、先日の大雨で増水しており、トロッコの往路、保津川下りの復路、という選択肢はない。心なしか緑の川の色も濃い気がした。

保津峡、亀岡を30分弱でつないで、それを単純往復。まぁ、こどもには天国の列車旅、親は、なんだか近くの席の外国人を眺めたり、若い高校生カップルの初々しさに酸っぱくなったり。

ちなみに、右側、左側のどちらに座るかはあまり影響がない。往路は、最初、左側ばかりが保津川に面するが、後々、右側に保津川が現れる。なので、往復でトロッコに乗る場合は、右側なら右、左なら左で統一すると、行きと帰りで、違った保津川がばっちりと見られる。

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