バスタキア散歩 @ドバイ
2014年9月7日
アートの集まるところ「らしい」コンセプトのスペースがここバスタキアだと言えるかも知れない。
急激な発展を遂げて、世界の人気観光都市と化したドバイ。その昔、貿易中継地としての砂漠で、コーランを勉強する民だった。
今からは考えられないという変貌ぶりは、「江戸」と「東京」の差よりもすさまじい。
そんなドバイにおける「歴史地区」、バスタキア。
市内からメトロを乗り継いでもいいが、初乗りのないタクシーで一気に向かった方が良い。それほどに、ドバイの気候は攻撃的だ。朝から、暑い。そして、このエリアは、各アトリエ・店舗はエアコンがきいているが 、それ以外は猛暑なのだ。セキュリティの係員も、小さなボックスの横に水の出る扇風機をガンガン回していた。
アトリエ兼ショップというスタイルもあるにはあるが留守がちで、土産物屋という体のお店はちゃんと開いている。ホテル、アトリエ、カフェ。そんなコンビネーションがあるのもバスタキアならでは。特に、寄せ木のような箱や、画、版画などは、結構真剣に見て回った。
値段さえ合えば買いたいアートも多かった。特に、ミロに感化されたというアーティストの作品は、ぎりぎりのところまで買うか買わないか、今の部屋のレイアウトを考えて、どこに置こうかと悩んで、相談して。結局買わなかったが、あの交渉と考えた時間が妙jに楽しかった。生まれた時からタイミングの良い息子は、ちょうどお昼寝中だったし。
結局、カフェでお茶をして、ランチもレストランで食べようとしたが暑すぎて断念し。アラビックのカリグラフィーで家族3人の名前を書いてもらった(1500円)だけになったが、非常に有意義だった。日本の若者も、このエリアには何人かいたな。中東でも横断中なのかな?