ベルギー ビール ウィークエンド
BELGIAN BEER WEEKEND
2010年9月12日(日)
@六本木ヒルズアリーナ

恵比寿麦酒祭
YEBISU BEER FESTIVAL
2010年9月19日(日)
@恵比寿ガーデンプレイス

エビスビール記念館にて

↑ ラッキーエビスのラベル

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ビール祭り
2010年9月12日&19日

秋のビール祭り。ミュンヘンのオクトバーフェストに会わせて、横浜や神戸でもドイツビールの祭典が開かれる。夏まで持たせる「三月ビール」の樽を空にするお祭り。10月からの仕込みに備えるとも言われています。ま、そんなことはどうでもよく・・・(笑)、ビール、ビールと隊列を組んで歩く木更津キャッツアイのように、飲みたい!ということで2週続けてビール祭りに出かけました。

村上満氏の著作によると、ビールは醸造方法でエールとラガーに大きく別れ、イギリスのエールに対してドイツのラガーという構図をとっています。明治期、世界の地図を大きく変えたドイツ・ラガービールの席巻に日本も巻き込まれ、いつしかビールといえばラガーです。そんな中で、自然発酵の樽を守り続け、地ビール王国と化したベルギーには、実に多種多様な種類のビールがあるようで。四国の1.5倍の面積しかない小さなベルギーという国で、140の醸造所、800種類以上の銘柄のビールがあるというから凄まじいです(ベルギービールウィークエンド、パンフレットより)。その中から大きく10ジャンルに分けて42の銘柄が六本木に終結。それを味わいました。何かと流行のホワイトビールからは「ヴェデット・エクストラホワイト」、トラピスト・ビールからは「アヘル・ブロンド」、アビィ・ビールの「レフ ブロンド」に、個人的には一番おいしい「マレッツ・ブロンド」などなど。1杯500〜750円で味わえるのはとてもお得なような気がしました。

そして、恵比寿では「恵比寿麦酒祭」へ。エビスビール4種類が味わえる一年に一度の大イベント。ステージでは高橋優が素晴らしいパフォーマンスを繰り広げ、陽が落ちてから、より一層盛り上がってました。こちらの方が、皮肉にもドイツっぽさがありましたね。

せっかく恵比寿ガーデンプレイスに来たので、話題のエビスビール記念館へ。ここはエビス本社の地下に出来たニュースポット。これまでのエビスビールのラベルや看板などズラーッと並ぶギャラリーや、エビスビールが飲めるテイスティングサロン、グラスやストラップがかわいいミュージアムショップなんかがあります。高級ビールのイメージ?なのか、この記念館もやたらと高級チックでした。メインはエビスツアーですが、休日&麦酒祭ということですべてフルブック。ツアー参加者だけに2種類のエビスを飲み比べて、美味しいのみ方が教えてもらえるそうで、参加できなかったことが心残りです。それでも、一度のぞいてみる価値はあり、な記念館でした。