トンカツではなく
牛肉（ビーフ）のカツレツ、ビフカツ。
明治の早くから外国人が多く、
併せて牛肉も豊富に手に入ったことから、
外国人の文化を取り入れた洋食文化の中で、
手に入りやすかったビフカツが広まった、らしく。
数多くの洋食屋で提供されるビフカツは、
今や、神戸ならでは。
特に人気店では、並ばない関西人も、
並んでしまうほどの盛況ぶり。
写真は、老舗洋食屋「グリル一平 三宮店」の
ヘレビーフカツレツ（100g / 1900円）。
オムライスやハイシライス（ハヤシライス）なども有名だが、
店長一押しは、やはりカツレツ。
平皿に盛られたライスとサラダがセットというのも
ザ・洋食屋のランチメニュー。
外はサクッと、中はレアにジューシーで、
とにかくデミグラスソースが素晴らしい。
昨日今日で出る味じゃない。
一口ずつかみしめながら、
ああ、これが神戸なのね、
なんて思ってみたり。
