漫才コンビB&Bの島田洋七が幼少時代過ごした佐賀時代。一緒に暮らしていた「がばい(すごい)」ばあちゃんの言葉から。(Ref)「佐賀のがばいばあちゃん(徳間文庫)」
貧乏には二通りある。明るい貧乏と暗い貧乏。うちは明るい貧乏だからよか。それも最近貧乏になったのと違うから、心配せんでもよか。自信を持ちなさい。うちは先祖代々貧乏だから。
拾うもんはあっても、捨てるものはないと。
泥棒に入られたら?何も盗るもんがないから、置いていってくれるかもわからんばい。
金持ちは忙しい、旅行へ行ったり、寿司食ったり、着物を仕立てたり。
がんばって走るな、腹が減る。靴も履くな、減る。
無いなら無いなりに作り、楽しむ。悲しいことは夜考えず昼間考える。ちょっとは、マシ。極限まで「無い」生活を続けそこにある「楽しさ」を見つけ出す。節約生活とはそういうことかもしれない。ランナーズ・ハイ?そういう類であるかもしれない。金持ちでも貧乏でも、明るく生きよう。楽しく生きるのに金の作用は微力でしかないと、大声で言える暮らしがしたい。・・・そう思う。
「貧乏には二通りある。
暗い貧乏と明るい貧乏」