真夏のバッキンガム宮殿はホットだ

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週に何度か、バッキンガム宮殿の衛兵が交代する。そのセレモニー。
27年前、まだ二十歳だった私は若かった、から、ここまで暑くなかった。

わけではない。

地球は確実に温暖化により、暑さが増し、

加えて、世界中から押し寄せるオーバーツーリズム状態のロンドンの

つまりは、人混み。

本当に、暑かった。

必至で手を伸ばして、息子は撮影

衛兵が交代し、音楽隊?が交互に

世界中のヒット曲を時世に合わせて

奏でていく

白馬に乗った警官も合わせて、

ザ・ロンドンな光景は、ホットだ。

A






 






夏の特別公開、
バッキンガム宮殿のステートルームは
ため息が出るほどホットだった

内部は完全に撮影禁止。事前に、ツアーを申し込んで見学する。日本語の解説を聞きながら、それぞれの部屋を見学していく。予約制なので、そこまで混雑していると言うこともない。世界中からの「宝」が、全体調和されて飾られ、現役で今も実際に晩餐会や記念撮影で使われている「部屋」が見られる。印象的だったのは、まず、エントランスのホール。そして真っ直ぐ続く階段。見上げると、気が遠くなるほどの芸術性。玉座の間の王の椅子、青の間からの庭園、緑の間、白の間。だまし鏡、肖像画、テーブルに椅子にシャンデリアに、すべてに嘆息しつつホットな時間。

記念撮影