世界中、何処へ行ってもあるな、と思うのがマクドナルドとコカ・コーラ。そして、カップヌードルとまで言えるぐらい世界基準となっている。ニューヨークのタイムズスクエアにデカデカとカップヌードルの広告看板があったのはもう10年前になるのか。安藤百福。彼の残した功績は「だから」大きいと僕は尊敬している。

即席麺。お湯をかけるだけで「すぐ、美味しい」、しかも「すごく、美味しい」チキンラーメンは、何故だか親に「あんまり食べたらあかん」と言われた記憶と並列して「めちゃめちゃ旨かった」。

アメリカ進出を機に「カップ」に入れるタイプになり、試行錯誤の末「逆さ入れ?」方法を編み出した日清は、フレーバーも種々様々「飽きさせない」戦略で今もがっちりニーズに応えている。とにかくぼくはどん兵衛が大好きなのだ!

ラーメンにうどん・そば、そして焼きそば(UFO)、パスタ(スパ王)。生麺タイプの「ラ王」まで、いつも【最初】は日清が発売し、他社が後追いする。この感覚は、世界のソニーにも似ている。

そんな「発明」の軌跡を見せてくれるのがここ。世界中と冒頭記したが、今や「宇宙」にもカップヌードルはいっている。Hungry?とシンプルに問いかけ、マンモスを追っかけるコマーシャルも印象深い。

インスタントラーメン発明記念館
2009年09月06日
大阪府池田市。梅田から電車で30分の場所にありながら、休日は子ども連れの家族などでにぎわう。ご当地カップ麺も食べれるとあって、昼時は並ぶのが嫌いな関西人も並んでみたりする。

何より!メインはオリジナルカップ麺だろう。スープをシーフード、チキン、カレー、塩から選び、4種類の具を自由に選べる。チキンなるとやスモークチキンなど、オリジナルの具もあり、想像しながら選んでいく。(1つ300円)。カップにマジックでデザインして、スープ・具を選んでパッキング。賞味期限は1ヵ月間。

大阪土産は、行列に耐え、カップのデザインをする手間暇をもって、オリジナルの一つをあげる。そんなスタイルも、良いかもしれない。

ちなみに、僕が生まれた1976年、大好きなどん兵衛が誕生し、UFOも世に出されたそうだ。

古(屋台)と今(宇宙食)を網羅して説明する展示。

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