世界中、何処へ行ってもあるな、と思うのがマクドナルドとコカ・コーラ。そして、カップヌードルとまで言えるぐらい世界基準となっている。ニューヨークのタイムズスクエアにデカデカとカップヌードルの広告看板があったのはもう10年前になるのか。安藤百福。彼の残した功績は「だから」大きいと僕は尊敬している。
即席麺。お湯をかけるだけで「すぐ、美味しい」、しかも「すごく、美味しい」チキンラーメンは、何故だか親に「あんまり食べたらあかん」と言われた記憶と並列して「めちゃめちゃ旨かった」。
アメリカ進出を機に「カップ」に入れるタイプになり、試行錯誤の末「逆さ入れ?」方法を編み出した日清は、フレーバーも種々様々「飽きさせない」戦略で今もがっちりニーズに応えている。とにかくぼくはどん兵衛が大好きなのだ!
ラーメンにうどん・そば、そして焼きそば(UFO)、パスタ(スパ王)。生麺タイプの「ラ王」まで、いつも【最初】は日清が発売し、他社が後追いする。この感覚は、世界のソニーにも似ている。
そんな「発明」の軌跡を見せてくれるのがここ。世界中と冒頭記したが、今や「宇宙」にもカップヌードルはいっている。Hungry?とシンプルに問いかけ、マンモスを追っかけるコマーシャルも印象深い。
古(屋台)と今(宇宙食)を網羅して説明する展示。