カップヌードル ミュージアム
CUPNOODLES MUSEUM

@横浜
2015年08月01日
→ reportに戻る

チキンラーメンを発明した安藤百福氏の自宅のあったエリア(大阪府池田市)にできたのが「インスタントラーメン発明記念館」。こちらは2009年に私も訪れている(レポートはこちら)。ここは、どちらかというと、日清発祥の地・大阪で、こんなすごい発明が!的な施設だ。
その施設の良いところを集めて、もっと大きく羽ばたかせたのが横浜にある「カップヌードルミュージアム」。チキンラーメンが大阪(ドメスティック)なら、カップヌードルは横浜(グローバル)といったところか。
ただ、大きな体験型コーナーはどちらも同じ。大人気なのは、300円でカップを買い、そこにオリジナルのペイント(マジックで)をして、スープ、具(4種)を選ぶオリジナルカップヌードル。

大阪でも横浜でもオリジナルカップヌードルをつくったが、こどもがいるといないの違いがあり、自分が子供心にもどったのと、完全に親として子供を見つめた、という違いが大きかったか。それにしても、3歳にしてカップ麺が大好き(私のせいです・・・)な息子にはパラダイス。カップ麺がずらーっと並んだところでピースサインをして、パネルの前ではポーズをとる。チキンラーメン発明から、カップ麺の誕生。その後の世界への躍進を紹介したパネルも、なんだかデジタルでハイテク。「発見する」「ひらめく」というしかけがあるように思える。

整理券をもらってオリジナルカップヌードルを作り行く。何色も色を変えてペンを取り、これは雨、これはロケット、これは自分、などと説明しながらカラフルに描いてく息子のカップに、彼自身が選んだシーフードスープとチキンなると、タマゴ、チーズ、コーン。パッケージされて出てくると、にんまり笑顔でピックアップしていた。

世界でたった一つしかない息子のカップヌードル。シーフードにチーズがかなりなめらかにして、女子が好きそうな味になっていた。

大阪になく横浜にあるもの。それは海。その海を眺める展望テラスが、なんとも素晴らしい。ちょっと外にで海を眺め、小腹が減ったら世界中のカップヌードルを味見する(レストラン)。人混みに焦らされてどんどん前に進もうとしてしまうが、そこはどっしり落ち着いてひとつひとつを楽しむことが秘訣か。

最後にギフトショップはちょっと寄っても価値がある。佐藤可士和氏のロゴをモチーフにしたカップや文具が、なかなかいい。

500円で、カップヌードルの形になる(立体)メモ帳が、文具好きの奥様の琴線にふれたらしく、トミカのひよこちゃんカーを買う息子と一緒に購入していた。