d47 MUSEUM
Shibuya, Tokyo
セレクトショップや旅雑誌で有名なD&DEPARTMENTによる47都道府県をテーマとしたミュージアム。
館内には、47個のテーブルが並べられ、北海道から沖縄まで都道府県ごとに展示スペースがある。
テーマは期間によって変わる。オープン記念は「47都道府県のデザイン旅行」展だった。次回は「酒」だというからより楽しみだ。麺類とか甘物などになるんだろうか?
ミュージアムだけでなく、47都道府県の特産物を集めた「ストア」や、47都道府県の郷土の味が味わえる「食堂」も同じフロアにある。
日本を紹介するミュージアムは数多いが、隣接するストアで買い物ができて、その上「食堂」で食べられるのは本当にうれしい限り。しかも、ストアに揃う品物はセレクトされたものばかりでついつい勝手に手が伸びそうなものばかり。
伝統工芸から老舗の味、町おこしや若手クリエイターによる村おこし?まで。
旅してみたくなるモノとヒトが勢揃いしている。
ミュージアムでのイヤホンガイドは無料。取材をして集めてきた「モノ」の裏話なども交えて解説してくれる。これを聞きながら回るからなるほど、と頷ける。
が、触れることが許されないところに、あくまで展示品なんだという限界を感じる。
これだけのテーマで陳列するなら、自由に手にとって、次につながる何かが生み出せる構成にしてほしいところ。
ストアに隣接して編集部がある。パンをかじりながら
AirMacに向かって何かを打ち込む姿がガラス張りで見える。
この編集部では、都道府県取材ファイルが見れる。ブローシャーや名刺などから、取材先でのことが垣間見れてなおもしろい。
47都道府県が発見できて体感し、そして買って食べての体験を可能にするここd47
MUSEAMは
渋谷にできた新たなシーニックスポットだと思う。