国宝に世界遺産の「お寺」となると、すぐ京都！となりますが、奈良にももちろん法隆寺もあれば阿修羅像もあるわけで、泊まりはしないけれど京都から日帰りエクスカーションとして外国人にも人気のようで。個人的には、奈良の持つ、時間感覚と人・車の量が絶妙で好きだったんですが、少々、外国人観光客が「賑わい」すぎかと。

で、奈良＝大仏というのが「鹿」の次かなと思われ。そんな大仏を見に東大寺に行くというのに修学旅行みたいだと抵抗がある人も多いかも知れませんが、東大寺は、特に大仏殿は、建物として素晴らしいのです。周りの見渡す限りの視界、そして、大きさと色と、バランス。大仏殿内には、鎌倉期の再建や江戸期の再建模型があって、鎌倉期の大仏殿がいいな、と今回初めて気づかされましたが、いやいや今の、この江戸期のモノも素晴らしいです。

奈良公園から若草山、そして東大寺境内からの奈良の空。イッツ・ナチュラル・ハーモニー。改めて、眺めて欲しいシーニックスポットです。