○○男子
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「男子かくあるべし」という枠にとらわれない新しい男性像を表すキーワードとして定着した「○○男子」。(朝日新聞より)
「メガネ男子」あたりから、草食系男子や弁当男子、水筒男子、乙女男子、日傘男子、レディース男子、なめらか男子、昆虫系男子、キティ男子などなど、最近では、海外メディアも日本の「男子」について伝えることが増えているという。
そんな○○男子が、いまや一つの市場ターゲットとなっているらしいと聞くと、雑誌の編集に携わっていたぼくなどからすると「ターゲットはいつも女性」という思いこみにハッとさせられる。
結局の所、これまでも「ちょっと変わった男の子」というのはいて、それを「ひとくくり」にすることで新しい像を作り上げ、それをターゲットに商品開発をするという「無いものをカタチにする」サービス業独特の手法にすっぽりはまっている気もする。
ただ、「男子かくあるべし」という一辺倒から、種々様々な「○○男子」が注目されるようになるのは今の時代的だというか、頭打ちした「諸事」に目線を変えて伸びしろをつくるというか。