さて、表参道駅を出て、まず向かったのはミラノデザインウィークで出店されたSEIKOのインスタレーションの東京版。「THE
FLOW OF TIME」は滑らかな張りの動きを特徴とするSEIKOのスプリングドライブを時の本質に迫るアートで魅せる。曲線の滑らかなしずくのようなオブジェの中に分解されたストップウォッチ。背後には映像作品がコラボして、時間の流れというより水の流れのような、真っ暗な一室が異空間に演出されていた。
次の展示に向かうあいだに、たまたま通りかかったところでNONIO ART WAVEをやっていた。これはライオンが新発売するマウスウォッシュと歯磨き粉の宣伝を兼ねたもの。自分の声が、色となり模様となるアート作品は、マイクの前で自分がいった声でできあがったものを商品にはってプレゼントしてくれるというもの。いわゆる自分限定のパッケージ。(まぁ、普段はマウスウォッシュを使わない私にとって、新たな出逢いであったことは確か)