まず、毎年夏の2日間だけ公開される新幹線工場が、人気がある、ということは知っていた。が、ここまでとは。真夏のエアコンなしの中、子供連れの家族を中心に人、人、人。まずは大メインの「ドクターイエローの車体上げ・載せ作業実演」。こだまひろばで整理券をもらう。そもそも無料入場イベント。タクシーもシャトルバスも徒歩も全部大混雑。事前予約の運転台見学などに当たった人の交換券もここ。700系、N700系、N700A系。今、現役の東海道新幹線を全部見られるのが、やっぱり魅力。その他、架線やバラスト整備など、いろんな「車体」も見られる。
浜松駅を起点に訪れることになるが、北口はシャトルバスがくるので、その行列に「負けた」人は北口のタクシー乗り場を使う。タクシーと決めたら南口へ。レンタカーで訪れたわが家は、中区の整備工場へ直接行くと、大渋滞に巻き込まれ、挙げ句、パチンコ屋などの駐車場をおかりする(たぶん、そんなことしちゃだめで、めざといところには係員が立っている)ことになるので、駅近くの駐車場に停めた。タクシーは、渋滞するので1300円から1500円(浜松駅から工場まで)。駅直結の駐車場は割高なので、歩いて5分半径にたくさんある駐車場を利用するといい。
いろんな新聞・テレビの取材陣の中、広い工場内を汗かき移動する。これだけドクターイエローが見られると、おそろしいもので「見飽きる」という状態に。初めて本物を見て、感動した息子も、「もう、行こう」と言い出したり。
かき氷や唐揚げ、いろんなところで大行列、大混雑。車体上げの見学予約時間を中心に行けるところから回る。とにかく、水分補給。暑い、暑い。はやぶさやかがやき、スーパーこまちにつばさなどカラフル塗装に見慣れた息子も、のぞみのホワイト/ブルーの、そこにJR東海のオレンジロゴが、やっぱり「新幹線」という印象なのか。生まれてからこれまで、一番乗っている新幹線がのぞみだけに、何か親近感があるのだろう。ずっと、興奮気味だった。
炎天下、日陰のないところで40分待ち。制服を着ての撮影回。並んでいる間にスタッフの方が霧吹きで水をかけてくれ、それがほんとに気持ち良かった。