2016年2月13日。メルボルンに到着して3日目にあたるこの日、フリーゾーン(シティサークルトラム)ぎりぎりのカールトンガーデンズの前で下車。天気の良い日が続く夏の午前。世界遺産・ロイヤルエキシビジョンビル前に広がるカールトンガーデンは、日差しをいっぱいにうけて、芝生で。その上で自由にくつろぐ現地の人がいて。あぁ、良い!
メルボルンミュージアムまで歩いて右折。そこからがフィッツロイエリア。学生とアートと、なんとも雰囲気的には「おしゃれなところ」という感じ。メインストリートのBrunswick
St.までの道すがら、現地の人が住んでいるレジデンスがあり、そのおしゃれな感じがうらやましく。東京で言えば下北沢のような感じもして、楽しそうだった。メインストリートに出て、まずはランドリー。バックパッカーの頃、ニューヨークのスパニッシュハーレムの街角で、コインランドリーで洗濯していた自分の姿がフラッシュバック。そのランドリーの前を4歳の息子が駆け抜けていき。何とも時間経過を感じたというか。
看板、標識、店内ディスプレイ。どれも、妙にいい。生地屋まである雑貨は必見、ワイン、スーパー、スイーツ、もちろんカフェ。どれも、良い感じだ。何と言っても、ほとんどが地元の人!お目当てのクラフトビールホールを探しつつ、道行く人に聞くと、自分のスマホでGoogleマップを起動して調べてくれる辺り、人がね、本当にいいのだ。この雰囲気が、フィッツロイなのだ、そしてこのフィッツロイを「持っている」のが、メルボルンの魅力なのだ、と思わせてくれる。