ほんとに ほんとに ほんとに ライオンだ
近すぎちゃって どうしよう
かわいくって どうしよう
ふじ さふぁり パーク ♪
この、歌が頭から離れない場所。
餌付けは三種類。
にんじんとリンゴ
をクマに。
肉類をライオンに。
そして、
最後はラクダに。
近い!
東京から車で約2時間。このアクセスの良さが人気の富士サファリパーク。印象的なコマーシャルで知名度も抜群で、なにより富士山の裾野(市)に拡がっているだけに、天気の良い日は、富士の絶景が拝める。秋晴れのこの日、富士山はとても偉大だった。そして美しかった。まず、オープン時間に到着するように東京を午前7時過ぎに出発。海老名での渋滞などあり、ちょうどいい塩梅で到着すると、ネット予約では満席だったジャングルバスも、1時間待ちほどでチケットが買えた。私達は息子リクエストの「トラ」バス指定だったので12:10発。ジャングルバスまで、ふれあい広場でカンガルーにえさをやったり、ロバの馬車に乗ったりする。
ジャングルバスの何がいいか。サファリゾーンはクマ、ライオン、トラ、チーターなどのゲートに別れ、自分の車でぶい〜んっと回れる。が、最大の違いは餌付け。バスに寄ってくるクマやライオンは、確かに凄まじい。飼い慣らされている、と思っても、それなりに迫力がある。サファリショップでおみやげを買って、レストランで食事をしたら、一周、自分の車で回って帰る。この、なんともバランスのいい「加減」が好きだ。ケニアのマサイマラでサファリをした私に、妻は、「ケニアもこんな感じ?」と知ってて聞いてくる。車で移動して、車からライオンを見る、という点でのみ、こんな感じだ、と応える。息子は、アフリカに行きたい、と生まれて初めて、富士サファリパークで口にした。