伏見で生まれて、育った身としては、初詣といったらココという程度で。やれ、金閣に銀閣、清水寺なんかに比べれば、場所も離れてるので、東寺にでも行ったら寄るところ、ぐらいだった場所。

が！一気に注目を浴び始めて、それで、まぁ、一回も行ってないというのもどうかな、なんて理由で行っていました、伏見稲荷。そしたらびっくり、これは、確実にシーニック・スポットじゃん、となった訳です。全国に無数ある御稲荷さん、その総本山ならぬ総本宮。おいなりさん、と言えば、伏見なのです。

で、なんで注目を浴びたか。それは爆発的伸びの「訪日外国人」の人気。それも、中国や韓国の人達ではなく、欧米人からの圧倒的支持。トリップアドバイザーの「行ってよかった外国人に人気の日本の観光スポット2014」でなんと第1位を獲得しました。ちなみに２位が広島の原爆ドーム、３位が厳島神社なので、いかにこの１位がすごいか分かるというか。金閣寺は４位でした。
まず、この伏見稲荷は、映画「さゆり」での印象が強いとか。この真っ赤な世界。周りに何もないリッチだけに空も広い。そんな独特な景観が受けたのだろう、と思います。やっぱり、こういうインパクトのあるところが、観光地としては、もってこいなんでしょうね。