広島の草津エリア発祥の名物がんす。魚のすり身に玉ねぎと唐辛子を入れてフライにしたもの。もともとはかまぼこ造りでできるすり身をおいしく食べるために、とフライにしたのが始まりとか。
この「がんす」という名前、広島弁では丁寧語の「〜でございます」からつけられた。
居酒屋に入って、まずはビールとがんす、といった風に、すぐに出てくる手ごろなつまみとしても良し、広島名物のお好み焼き屋で、初めの逸品として頼むのも良し。
とにかく、B級を絵にかいたようなソウルフードは、長らく愛されているだけあり。昔、京都のスーパーによくあった「野菜フライ」なるものをオーブンで温めて食べたあの感じに近く、個人的にはどはまりな逸品。
写真は
上)みっちゃん総本店 じぞう通り店
下)ホリデー食堂
2024年2月
広島
ならではの
がんす