ハードからソフトへの移行。
工業製品から音楽・芸術へのシフト。
世界へ発信する日本の「クール」を支える基盤。を、国の、言ってみれば制度の面から支えようというのが、この劇場法なる法案。まだ仮の名前で、正式には動き出していない。
ただ、全国の公立・国立の劇場(コンサートホールも)を、もっと活性化させてパリのオペラ座みたいにしよう?というものか?東京では、次々と芸術監督が就任して、劇場ごとに特色ある演目を始めたりしている。
この、劇場法。
アニメやゲームをうまく売り込めなかった日本の焦りなのか?とも思える。
韓流で韓国は国をあげてアイドルや俳優を輸出した。一方で、オタクが築き上げた日本の「クール」さに気づかず、アニメやゲームは世界に広がりながら特許や利権で躓いてもう一つ儲けにつながっていない。
そこで、国を挙げて損をせず、もっと強力に売り込もう。
だから「法案」が必要で、一枚岩の頑丈さがいるというか。
この劇場法が、言ってみれば文化・芸術という日本のソフトが、
国を挙げて支えないといけないという
そういう時代を(これからの日本の生きている道)示しているな、と思う。