「オバケとパンツとお星さま」展 
@東京都現代美術館

2013年08月10日

「はしらない」「さわらない」「さわがない」。
美術館での約束事のこれらを全部、やっていい!
そんな展覧会がこの「オバケとパンツとお星さま」展。

こどもが好きなテーマ、オバケ、パンツ、お星さまにそって、作家が作品を展開。お持ち帰り自由な体験コーナーから始まって、まずはおばけのエリア。そもそもオバケという存在って?という抽象的かつ宇宙的に展開。こどもはただただ走り回る。

その次のデタラメ星座協会なる作家が担当した「お星さま」。ここは綺麗な空間だった。

そして「パンツ」。もうここは息子をはじめ、どの子も大騒ぎだった。
カラフルな壁画の真ん中で飛び跳ねて騒ぎ遊んでいる子供達、という光景が、
なんだかアートだったりする。

最後の「オバケ屋敷」は、息子の年齢(1歳8カ月)でも、何かしらピンと来るモノがあるようで、どうもじっくり眺めては、中に入っていってはしゃいでいた。額縁がたくさん飾られ、それぞれの絵画の「化かし」を楽しむ。題して化かし屋敷」。

これをアートというかどうかは別として、
児童館のお遊戯さながらに走り回るこども達が、楽しそうであればあるほど
騒げば、騒ぐほど、

それがアートだった。

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