旅館探訪記 2018年12月2日・3日
「雪月花」@箱根・強羅
箱根湯本まで、新宿からロマンスカーで1時間15分強。都心から気軽に行ける温泉地・箱根。やっぱり楽だ。箱根湯本でパッケージを預ける。「キャリーサービス」は、スーツケースなど大きめの荷物を駅から宿泊する旅館まで運んでくれる(800円〜)。荷物を預けたら、箱根登山鉄道で強羅方面へ。
ここ、雪月花は強羅駅からすぐの立地で、宿のスタッフ全員が心地よい対応をしてくれて、おもてなしに酔いしれられる。少々古い?という印象も受けるが、そんなもの凌駕するスタッフの対応だ。帳場(フロント)から、感動ものだった。
部屋には、露天風呂がついている。そして大浴場の内湯には瞑想の湯やサウナも完備。大露天風呂は、夜も朝も気持ちいい。この他に、炭酸風呂や、貸し切り露天風呂もあって、お風呂が実に充実しているイメージの宿だった。
食事は、これといって特長のない肉と寿司のペア。どれも美味しかったが、のどぐろは、炙ってるだけにあぶらの乗りもすごく美味だったし、しゃぶしゃぶは野菜が本当に美味しく感じられた。
浴衣が選べる、部屋におやつを持って行ける(3個まで)、売店でタイムセールがある、コーヒーがいつでも飲めるなどなど、特長というか、嬉しいサービスが目白押しの中で、個人的に一番気に入った(うれしかった)のは、夜鳴きラーメンサービス。腹がぐ〜っとなる夜10時から、数量限定であっさり濃厚な醤油ラーメンの無料サービスがあり、これは、本当にうれしかった。
湯上がり、紅葉をみながら無料のヤクルトを飲んだり、部屋の露店風呂で、持ち込んだ白ワインを飲んでみたり。ゆったり、まったり、本当に落ち着ける場所だった。箱根にきたら、これからもこの宿にしようかな、と思ったほどだ。