羽田空港 国際線ターミナル
東京都
西側に住んでいる者にとって(私)、品川から京急で16分、改札を降りてエスカレーターでちょっと上がればすぐにターミナルというここは、本当に海外への窓口としては少々簡単すぎると感じるほど。これまで成田や関空なんかの遠さと面倒さが、どうも「海外へ行く」という前のおつとめのような感じがあったからだ。羽田の場合、東京の玄関口としては簡単ですぐ。これまで国内線だけの利用で利用客数の多さが世界でも有数だった羽田。このまま国際線が拡大していけば、世界でも名だたる空港になり得る。
そんな羽田空港の国際線ターミナルは、外国のお客様へ日本を紹介するというコンセプトなのか、やたら日本味が多い。それを日本人としても楽しめるのは、もう少し空港が成熟してからかな、と辛口に。ランチでフレンチを、と思って入ったCieletterreは、本日の魚料理が1050円。安価だけに内容がついてきてない。これは、もしや場所代がすごい値段なのでは?と、発着料金の高さぐらいの強気なのか?そう言えば、空港利用者が払う「空港税」が、成田空港よりも羽田の方が高くなっているところからみても、なんだか、黙ってても、少々値段を上げても、「使いたいやつがいる」からとあぐらをかいてたら、痛い目にあうよ、と密かに心配していたりして。そうしてこれからの羽田に期待している。期待通りに行けば、確実にシーニックなスポットになるはずだ。