春の始まり
ならではの
「梅」
年賀状に「迎春」や「初春」と書くのは、
旧暦で【梅】の花が、
ちらほら咲き出す時期だったから、とか。
梅=春ではないが、春の始まり。
雪の中に、梅の花というのも、
とても美しい「春の始まり」だ。
空があり、枝があり、坂道を上り下りして、
ふと白や紅の梅の花。
桜にも、紅葉にも無い、
なんともいい「塩梅」の日本の美がある。
春が来る、前の梅の花の色と匂いと、
外にでようかという気持ちの芽生えと。
梅の名所は、全国それぞれに色々あるだろうが、
東京で言えば新宿御苑や羽根木公園。
特に、世田谷区が梅の名所にしようと
60種の約650本を植えた羽根木公園では
「せたがや梅まつり」が毎年開催。
模擬店が出たり、物産店が出たり。抹茶や餅つきまで。
小高い丘になっているのもいい。