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東京で本格的に広島・お好み焼きをいただく。世田谷区経堂に「八昌」を構えてから四半世紀(25年)、広島出身の方も足しげく通うと言われる名店になった。神田にも広島のお好み焼きを出す店が多いが、ここはなんといっても「八昌」の看板を掲げるだけに、やはり特別だ。広島における八昌ブランドは、強烈だ。

この経堂のお店は、坂本さんご夫婦が数名のアルバイトの方々と切り盛りする店。思えば、まだ息子がベビーカーの頃に、のんきに階段をのぼって、空いてますか?なんて入ろうとしたこともありましたが、もちろん無理。カウンターとテーブル席が3つの店内は、常に満席。席が空いたら電話で呼んでくれるスタイルで、なかなかどうして、気軽にもいつでも入れる店ではないのだ。

そんな店主は、薬研堀の八昌で7年間修業した方。広島出身ではないようです。が、味はもちろん本物。できればカウンターで、鉄板あつあつでいただきたかったが、この日はテーブル席にしか空きがなく、着席。

お好み焼きは、そば入りを選んで、もちをトッピングした。この餅の存在感が、半端なく効いてくる。お好み焼きが焼けるまでの時間、ビールとキムチでゆったりと飲みつつ、カウンターで焼かれるお好み焼きを眺めるだけで、幸せな気分にもなったりして。本当に、広島のお好み焼きは、もはや世界飯だ。なのに、この経堂の店は、まだ外国人観光客に気づかれていない。店内に外国人がいないのも、世田谷の、なんとも地元感あふれる感じだ。

ちなみに、学生の多いエリアだけに、お好み焼きの量はすさまじい。ビールを2杯飲んだ私の胃袋には、本当に、はち切れるほどの量だった。おいしいから食べきってしまうが。

で、お好み焼き。焼きそばのパリパリ感がすごい。そしてキャベツをはじめ、具材との絡み方の妙が、さすがは八昌なのだろう。そして、やはり餅が効いている。ねぎをトッピングし忘れたことを後悔しながらも、最期まで美味しくいただけた。

店を出る時の満足感。これが、お好み焼きの良さの一つだ。

【お好み焼き】
八昌 @経堂

2026年7月30日

■お好み焼き 1,200円
そば入り(肉・野菜・玉子・そば)
トッピング もち 300円
白菜キムチ 400円