はやいところでは新緑の5月に、遅くとも梅雨時期の6月に貼りだされる
「冷やし中華はじめました」。芸人AMEMIYAのリズムが最近では頭の中を駆けめぐりますが、これを見ると、不思議と夏だな、と感じます。日本の四季の、なんというか一番「ギンギン」な季節の風物詩でしょうか。

今年、2011年は東日本大震災の影響で、節電のムードが高く、風鈴にうちわ、扇風機なんていう「夏」の顔が復活しそうですが、そこで、冷やし中華、となれば映画に出てきそうな昭和の光景が見られそうですね。

写真は、世田谷は南烏山にある「アイバンラーメン」の今年から新登場した冷やし中華です。アメリカ人がつくるラーメン、ということで塩ベースのガーリック風味が独特！と人気も高く、店主のアイバンさんは、それはそれは気さくでとても馴染み深いです。煮干しなんてことばが普通に飛び出すアメリカ人。今は、南烏山の他に経堂にも店があります。

山椒のきいた冷やし中華。麺は他のメニューとちがって太め。タレ？とでもいうべき味付けは濃厚です。上の野菜と中間層にあるチャーシュー、そういうものを一気にかき混ぜて食べると、実に旨いです。アメリカ人が作る冷やし中華という「乙」さを排除してもあまりある、とても美味しい一品です。

アクセスは、京王線「芦花公園」駅下車、北口を出て旧甲州街道沿いに歩いて３分ほどです。

あ～、今年は花火や夏祭りが自粛ムードの夏の始まり。
冷やし中華で、涼しくいきたいもんです。