2018年、平成最後の息子の誕生日。小学生になって初めての誕生日。色んなことが特別で、何にしても、息子には、一生で一度きりの7歳の誕生日なわけで、特別じゃない訳がない。私は、息子の誕生日に向けて、手紙を書いている。毎年、息子の「今」を見て、一番送りたいコトバを並べている。今年の手紙は、息子には、すてきなところがいっぱいある、という文章にした。それぞれのすてきなところを挙げていきながら、そのすてきなところは絶対のものだと書いた。これから、叱ることがあっても、その素敵なところは変わらないよ、と教えたかった。とにかく、前向きに、良い方に、思い切って、強く、生きていって欲しいという手紙にした。その手紙を読みながら、ケーキを頬張る息子も、少年になってきた。それが寂しいようで、やはり頼もしい、そんなホットな誕生日だった。
誕生日はホットだ
(それは、今年もだ、と思った)