Ikejiri Institute of Design
世田谷ものづくり学校
2004年10月に廃校となった旧池尻中学校舎を再生した世田谷ものづくり学校は、クリエイター・デザイナーのオフィスや、ショップ、カフェ、交流の場やスペースレンタルなどが入った複合施設。廃校を再利用する動きは日本全国で多く、東京では千代田区の3331 Chiyodaが有名。しかし、ここは設立当初から世田谷区とがっつり手を組んで産業振興や地域交流、そして観光拠点化を目指していて注目された。今は、まだ、道半ばという印象だが、世田谷公園に近く、渋谷と三軒茶屋に挟まれた池尻、御宿エリアだけに大注目の箱だ。今も、行ってみる価値は十分にあるが、これからも楽しみなシーニックスポット。
今回は、開催中の展覧会「ボケ展」へ。教室のひとつを利用した小さな展覧会で、いってみれば松本人志氏の「ひとりごっつ」の、今でいうならIPPONグランプルの「写真でひとこと」を集めたもの。
クラスメートよろしく、机におかれた作品を順番に見ながら、10個渡された金色の星シールを面白ければ、貼る。「上手い!」というものより、ばかばかしかったり、阿保か!という勢いのあるモノの方が、この見せ方ならクスッとくる。が、個人的には、大空にひらっと浮かぶリボンだかなんだかの写真に「相撲漫画の最終回」とか、のりのりドラマーの写真に「ライブ中にちょくちょくトイレの場所聞かれる」という作品はクスッとくる。